シーバードとさ シーバードデイ中止でも実りある1日に
シーバードデイ2025 中止報告及び高知海洋少年団定期訓練視察報告書
①シーバードデイ開催中止報告
昨年に引き続き開催予定をしておりました、「シーバードデイ2025 高知海洋少年団合同訓練」ですが、開催数日前より発生した線状降水帯の影響による豪雨で、開催予定場所である仁淀川の増水や濁りが発
生した為、安全確保が困難と判断し、中止としました。
②高知海洋少年団定期訓練 視察報告
開催日:7 月20 日10 時~12 時
開催場所:高知港湾合同庁舎
視察者:シーバードとさ 中澤
①の合同訓練が中止となった為、中止と判断した要因の説明を兼ねて定期訓練の様子を視察させて頂きました。先ず、私から中止になった要因である河川状態の写真を見せながら、安全が確保できなかった事、雨が降った後は川が増水しているので、興味本位で見に行ったり遊びに行かないよう話をさせて頂きました。
その後、シーバードデイのバンダナを、高知海洋少年団を代表して団長に贈呈させて頂きました。
◆高知海上保安部による「海の安全教室」
今回の訓練は高知海上保安部による海の安全教室と題した講義を実施されていました。
水辺で遊ぶ際に気を付ける事や、海辺で発生する離岸流や一発波の説明、ライフジャケットの種類や着用方法、溺れている人を見つけた時の対処方法等分かり易く説明をされ、私自身再確認をする良い機会になりました。
ペットボトルやバケツ等身近な物で浮き輪の代用が出来る等、説明を受け団員の方は熱心に学習してい
ました。
又、実際にライフジャケットを着用する訓練では、団員同士や保護者などに聞きながらお互いに確認し合いながら着用していました。
私自身学びの多い訓練視察となりました。
終了後に、水上オートバイに乗ってみたかった等声を頂き、楽しみにしていたということを実感しました。本年は中止となりましたが、来年も実施出来るように協力していきましょうと、高知海洋少年団団長と約束しました。
・少年団団員16名・団長含め指導員6名・保護者等約10名・海上保安部3名
シーバードジャパンとしての活動は大事です。一拠点だけで活動するのは限界があり他拠点と連携する事は重要な事だと思います。しかしながら、他団体とこのように合同訓練を行う事や、他団体の活動を視察し学ぶ事も大切だと改めて実感いたしました。 シーバードとさ 中澤 辰志